バルブリフタへのレーザ加工 【フリクション】
yaoi2020-11-22T12:47:25+09:00高面圧で油膜切れが起こりやすいしゅう動部品のバルブリフタに 超短パルスレーザで約30万のdot加工を施し 油保持性を高め摩擦摩耗特性を改善しました。 バルブリフタへの DLCコーティングは、油膜切れ時にカジリを発生させないのが特徴で レーザ加工は大きな油溜まりを付与し確実に油を供給するのが特徴で 両方の良いところを合わせた加工が最終的な表面加工です。 フィンガーフォロアーやロッカーアームにも適用可 レ―ザ+DLCには DLCコーティングの前にレーザで形状を作るのか、DLCコーティング後にレーザ加工を行うのか 二つの選択肢が有り コーティング前に加工を行う場合は、溶融層の除去をきちんと行わないと、コーティングの剥離が発生する恐れがあり コーティング後の加工では、DLC皮膜を貫通してしまうと基材変形によるコーティング剥離が考えられます。