ボアアップします! 【フリクション】
yaoi2012-03-22T11:00:35+09:00E07A ホンダビートのブロック達。 現在0.5mmオーバーサイズのブロックですが、一番性能の出る1.0mmオーバー・ハイコンプピストン仕様で組込みます。 今からクランクジャーナル部分を強加工(WPC)して内燃機屋さんにもっていきます! クランクジャーナルホルダーにWPC加工、クランク剛性アップで12000rpm回るかな? 強化は足元から。
E07A ホンダビートのブロック達。 現在0.5mmオーバーサイズのブロックですが、一番性能の出る1.0mmオーバー・ハイコンプピストン仕様で組込みます。 今からクランクジャーナル部分を強加工(WPC)して内燃機屋さんにもっていきます! クランクジャーナルホルダーにWPC加工、クランク剛性アップで12000rpm回るかな? 強化は足元から。
先日DLCコーティングしたミッションの点検です。 ミッションの歯面は、良い感じで歯面が出来ています! メインシャフト側 このミッションは、標準品での歯面が最悪な位よろしくありません。 カッターの目がとんでもなく大きすぎ! だから、オイル保持性は良いのですが、極圧が大きくピッチング摩耗が発生して寿命が短くなります。バックラッシも多めですし・・・ それと、このミッション専用の加工メニューもほぼ確定しましたので次の走行までに加工してしまい、開幕戦は良い状態になっていると思います。 来年はギアレシオの変更も禁止らしく、性能の良いミッションの選択肢が有りません! このミッションを最高の状態にするにはDLCが近道です。
ペンシルロケットなる物がJAXAに! 見た感じおもちゃです。 しかし、飛んでいくみたいですよ! 価格は多分 飛んでもない価格だとおもいます。 海外では航空宇宙開発は軍事が管理しているのに対して、日本はJAXAと言う団体が管理しています。 だからこんなに身近に最先端技術を見ることが出来るのです。 人工衛星の断熱材として使われているフィルムは、レース車でもエキパイの断熱材や吸気廻り、ボディの内側などの断熱シートとして採用されています。 (金色のフィルムです。) 10層レイヤーで厚みが100ミクロン(0.1mm)素材は身近な材料を工夫して耐熱温度550℃を実現しているみたいです。 素材とか構造を全部聞いたんですが、さすがに真似して作ることは出来そうにありません、こんな誰も簡単に真似のできない製品って凄く魅力的。 相模原のJAXAは、普通の人なら少しだけ見学できますので興味のある方は是非! 施設内の生協で宇宙食や、はやぶさグッツが販売されていました。
最強のピストン加工? 最近社内ではやっている白い粉! 滅茶苦茶怪しい粉なんですが、凄い低フリクションなんです。 そんな粉をエイヤーでやっちゃいました!!! めっちゃ白いでしょ! 気にせず全面処理! どうです、バルブリセスも丸まっていて性能出そうです。 久しぶりに興奮した出来事でした。 今後、この白い粉コーティングの適用を検討して製品化していきます。 デモコストが、滅茶苦茶高価なんですよね(-_-;)確か6万強/kgだったような・・・ ピストン1個で・・・・のコスト。 でも性能が出るなら最強のコーティングですよ!
ヘッド加工編! 4ストロークエンジンの性能を決定してしまうシリンダーヘッド! ポート形状は吸入効率に大きな影響を与えます。 詳細は書けませんが、画像はOKです。 燃焼室は 黒皮を最小限の切削加工で取り除きます。 カーボンの非アンカー性を向上し、火炎伝播を促進させます。 バルブの廻りの段差も全てスムーズな形状に成形しなおします。 カムジャーナルとリフターホールのバリ取りとR付加工をすべての箇所に施します。 結構小さい部分が多いので時間が掛かりますが、これをしておかないといろんなパーツが傷だらけに。 見にくいんですがインテークポート。 おむすびポートから結構削り込んでいます。*ノーマルが無いからわかりませんね(-_-;) エキゾーストポートも同じく形状を変更しています。 HRC指定の加工は行いません。
今日はエンジン! とりあえず、耐久性の確認の為ギヤ関係にDLCをしています。 カムギヤ・ドライブギヤ・バランサーギヤ・クラッチボス・レリーズ オイルポンプシャフトウォーターポンプシャフト/ギヤ どちらのポンプシャフトにも滅茶苦茶効果が有ります。 ついでに、トロコイドギヤ3セットにWPCも超イケてます。 セミドライ散布式エンジンなんでポンプのカジリは命取りです。
今回はミッションです。 DLCコーティングの組み合わせミッション、こんな感じで組み合わせます。 シフトフォークシャフトとシフトフォークにDLCをしています。 ギヤの組み合わせはWPCとDLCが一番相性が良くなります。 同じ材料同士はどうしてもトライボ特性が良くありません。そこにDLC被膜を片側にコーティングする事によりずば抜けた馴染み性と耐久性が両立するのです。 だから、DLC同士もダメなんです。
エンジンチューニングが一式完成しました。 今後定番になりそうなDLC加工をクランクシャフト・ミッションASSYにコーティング。 油穴はたらし加工を行います。 バルブリフターはヘッドが摩耗しなくなるので必須かもしれません。 ミッションはとりあえずこれだけDLCをして 残りはWPC処理。 シフト関係は全部DLCコーティング! スルスルのシフトフィーリングになります。 エンジンの中身は次回に。
先日のシンポジウムで展示されていたその他のエンジン! トヨタCARTエンジン PHASE6と7です。 直打式からロッカー式に変更してパワーアップしたエンジンです。 直打の方がいい感じがしたのですが、17000rpmまでバルブスプリングを使うエンジンなんで色んな部品の固有振動が影響してくるらしいです。 FIFA GT1用 GT-Rエンジン! V8 5.6L NAエンジンで600PS GT-R=ターボのイメージが強くてイマイチピンときませんが、V8エンジンがいい感じ。 フォーミュラでは定番のたこ足の段差。 フォーミュラエンジンは、色々なアイデアが見えてきて参考になります。 市販車でも採用してほしいですね。
シンポジウムで発見したF1エンジン! あまりにもすごかったんで・・・ みなさんに見て頂く為に撮ってきました。 全体はこんな感じ! 如何にも効率良さそうです。 市販車には使えないニューマチックバルブ。 ピストンリング0.8mmでした。 超精密加工です。 2バレルスロットル・パーシャル 段差が有りません!